ずっと古民家再生をしてましたが、築100年〜150年くらいの古民家はほとんど同じ造りです。 造りや構造はほとんど同じでも、梁や柱の木肌の細かさや、木目の細かさ、木の素性(曲がりにくく、真っ直ぐでいかに大木から製材した物)で、その家の建築当時の繁栄や財力の様子が垣間見える事があります。 何代も続き、守られてきた家に再び家族の団欒と繁栄が続くお手伝いが出来ればと毎年一軒ずつ手がけていきたいと思います。
お客様のリフォームするのに通路の確保と倒木の危険からお客様の裏山の木を切り出す事になりました。本来は処分されてしまう予定でしたが、木に携わる人としてなんとかお施主様とも相談して、交換する梁や柱、床板、羽目板や下地材に製材してもらう事になりました。
実際切り出された杉の年輪を数えてみると120年、中には150年以上もある立派な杉の木です。ずっと施主様のお宅を見守ってくれた杉の木を大事に、これからも第二の寿命を与えて見守ってもらえたらと思っています。
無垢の檜造りなので、辺りに檜の良い匂いがします。 湯出し口もこだわって作成しました。
私がこの世界に大工として入った頃はまだまだ、仕事に対して厳しいイコール言葉使いや態度が荒いのが当たり前でした。 従って小中高と現代の教育環境で育った自分たちの中では、我慢して現在まで残っている方は殆どいない状況です。 建設業界の悪い風習が嫌で、服装、言葉使い、態度を改め、丁寧な言葉使い、服装身だしなみも清潔に親切で誠実な態度と対応を心がけて、職場の環境を整えるようにと初心を忘れないように会社造りをして来ました。 お陰様でその社風が時代と施主様、取引様に受け入れて頂いて創業以来順調に業績を伸ばさせて頂いています。 もう建築業界は特別な世界ではなく、重労働もサービス残業も無く、休暇も通常の会社と同じになりました。 各種資格も会社より補助をして個人のスキルアップ出来るように積極的に進めています。 自信の技術、資格の向上を目的に周りの方と『和合』をモットーに一緒に協調して頂ける方を募集いたします。
代表取締役社長 高野 徹
